京都市で体温計・血圧計を処分する前に。水銀柱、デジタル表示、電池で回収先を分ける
古い体温計や血圧計を捨てようとしても、見た目だけでは水銀式か電子式か判断しにくいことがあります。京都市では、水銀体温計・水銀血圧計と、電気や電池で動く小型家電とで回収先が異なります。
先に見るのは製品の古さではありません。液柱や表示部、本体の表記、電池室の有無を順に確かめると、選ぶべき回収先を絞れます。
ガラス製というだけで水銀式とは決められない

細いガラス管に目盛りがある体温計は水銀式の可能性があります。ただし、ガラス製でも水銀を使っていない製品があるため、形だけで断定するのは避けたいところです。
液柱と「水銀」の表示を一緒に見る
水銀式体温計では、ガラス管の中に金属光沢のある細い液柱が見えることがあります。ケース、本体、説明書に「水銀」と記載されていれば、より確実に判別できます。液柱が見えにくくても、確認のために強く振ったり、ガラス部分を分解したりする必要はありません。
水銀血圧計は、腕帯や送気球に加えて、目盛りの付いた縦長の水銀柱を備えた形が手掛かりです。カバーの内側や底面にある品名・型番も確認しましょう。
デジタル表示と電源があれば電子式の候補
数字を表示する画面、電源ボタン、電池室、ACアダプター差込口がある体温計・血圧計は電子式と考えられます。電池がすでに抜かれていても、電池室や端子があれば判断材料になります。
一方、丸い針式メーターと送気球があり、電池も水銀柱も見当たらない血圧計は、機械式の可能性があります。「水銀式か電子式か」の二択に押し込まず、品名や型番を確認し、区分が分からなければ京都市へ問い合わせるのが確実です。
水銀式は資源物回収拠点、電子式は小型家電の条件を確認

種類を見分けたら、京都市の回収区分に当てはめます。ここで注意したいのは、水銀式の製品と電子式の製品を、同じ「小さな医療機器」としてまとめないことです。
水銀体温計・水銀血圧計は拠点回収へ
京都市は、家庭から出る水銀体温計と水銀血圧計を資源物回収拠点で回収しています。小型家電の大きさに収まっていても、水銀式と分かっている製品は水銀製品の回収先を選びます。対象品目や持込先は、京都市の水銀使用製品に関する案内で確認できます。
電子式は外形寸法と電池を別々に見る
電子体温計や電子血圧計は、電気・電池で動く小型家電の側で回収条件を確認します。京都市が示す大きさの条件は、高さ・幅・奥行が30cm×40cm×40cm以内です。血圧計は表示部だけでなく、回収に出す状態の本体全体を見てください。
取り外せる電池は、無理のない範囲で本体から外します。ふたが固い、電池が膨らんでいる、液漏れが見えるといった場合は、工具でこじ開けず、状態を伝えて回収先へ確認しましょう。取り外した電池は本体に戻さず、電池の種類に応じた回収方法を確かめます。条件の詳細は、京都市の分別案内を参照してください。
回収先を選ぶ順序は、次のように整理できます。
- 「水銀」の表示や水銀柱が確認できる:水銀製品の資源物回収拠点
- デジタル表示があり、電気・電池で動く:小型家電の大きさと電池を確認
- 針式で水銀柱も電源もない:品名・材質を調べ、分からなければ市へ確認
- 破損や液漏れがある:そのまま通常どおり持ち運ばず、回収先へ事前に相談
持ち込む前に破損と液漏れがないか確かめる

回収先が決まっても、古い体温計や血圧計を裸のまま荷物へ入れるのは避けたいものです。特にガラス管のある製品は、移動中に硬い物とぶつからない状態を整えてから持ち出します。
元のケースがあれば戻して動かないようにする
体温計のケースが残っていれば、本体をケースへ戻します。ケースがない場合も、ほかの荷物に押されないよう分けて持ち運びましょう。水銀血圧計は、カバーや収納箱が閉まるか、ガラス部分にひびがないかを出発前に見ておきます。
電子式では、外した電池、ACアダプター、腕帯などを一緒くたにせず、本体と付属品を見分けられる状態にしておくと、回収先で対象を確かめやすくなります。
割れや液漏れを見つけたら持ち運びを止める
ガラスが割れている、内部の液体が外へ出ている、電池が変形している場合は、通常の持込手順をそのまま当てはめないでください。無理に電池を外したり、漏れた物質を素手で処理したりせず、京都市の案内窓口や予定していた回収先に状態を伝えて対応を確認します。
体温計や血圧計以外にも処分品があり、京都市での片付け全体を検討している場合は、不用品回収JPの京都エリア案内も比較材料になります。ただし、水銀式と電子式の区分が曖昧なまま一つの袋へまとめるのではなく、製品ごとに本体表示、電源、外形寸法を確認しておくことが、回収先を取り違えない近道です。
