注意!間違ってませんか介護知識

介護の原則が「自立支援」だから「依存」はだめ?

介護保険制度は基本理念は「自立支援」です。自立支援だからと言って依存するする事が”あってはならない”というわけではありません。人は子供の時には親に依存し、大人になっても病気の時には医療や看護、社会に出ても誰かに依存して生きていきます。介護も当然、人に依存する事があるべきです。「自立」と「依存」は相反するものではなく”並存する”ものなのです。「適切な依存」をつくりだすことが介護において大事なのです。

病院併設だから安心なの?

老人施設の中で病院が併設されている場合、いざというとき診断、入院の対応ができるので安心という利点があります。ですが病院を母体にしている施設の場合、介護よりも医療や看護の割合が強くなり、”患者”という扱いにる傾向があるのも事実です。そのためベットで上を向いて寝ている老人が多いのです。せっかくリハビリでついた筋力や機能を使う環境をなくしてしまっては意味がありません。「医療の充実」だけでなく「生活の充実」を考えることも大事です。

老人になると子どもを一緒?

子どもも老人も援助が必要です。子供が育児、老人は介護と呼ばれています。ですが老人を子ども扱いは困ります。まわりの支援がないと生活ができない点では同じですが、老人は戦後、生活の危機など時代の大変動を生き抜いた大先輩です。老人のプライドを大切にすることが大事です。自立から要介護になっていく気持ちは子供とは大違いですよ。

老人は耳が遠いので大きな声で

老人と接している方からよく聞くのが「大きな声でも聞こえないのにヒソヒソ話は聞こえる」です。高齢になればなるほど実は高い音は聴こえにくくなります。反対に低い音は聞きやすいのでヒソヒソ話など自然と低くなる話方は聴きやすいというわけです。老人と話す際にもこの事に気を付けるといいかもしれませんね。相手の視野に入ってゆっくり低めの声で話かけると、老人の意識が集中しているので小声でも伝わります。さらに笑顔だともっと相手の声を聴こうという気持ちになりますよね!

資格をもっている人だから安心

「有資格者しか採用していないので大丈夫です」という施設も少なくありません。ですが本当にそうでしょうか?学校でも勉強が得な人もいれば運動が得意な人もいます。介護はその人の持つ資質によることが大きいです。要介護の老人は資格や理念、合理性で生きているのではなく、感情や本能によって生きています。