遺族年金のもらい方

一定の条件を満たした遺族は遺族年金を受給することができます。国民年金に加入していたら「遺族基礎年金」、厚生年金に加入していたら「遺族厚生年金」、共済年金に加入していた場合は「遺族共済年金」です。国民年金には独自の「寡婦年金(60歳から65歳になるまでの5年間で、夫が受け取れたであろう老齢基礎年金額(第1号被保険者期間部分)の4分の3。仮に、保険料を30年間(360月)納付していたとすると、44万円ほどとなります。)」「死亡一時金(1回きりの給付で、保険料納付済期間の長さにより、12万円から32万円。)」があります。

遺族基礎年金

60歳から65歳までの日本国内に住んでいる国民年金の被保険者であった人が死亡した時もしくは老齢基礎年金を受給中または満たしたものが満たした時が受給する条件となります。受給できる遺族の範囲は18歳到着の年度の末日(3月31日)までの子供のいる配偶者もたは子供です。受給できる金額は772.800円(平成26年度の金額)+子の加算額(2人目までは1人222.400円、3人目以降は1人につき74.100円)

遺族厚生年金

遺族厚生年金は受給できる遺族は生計維持されている配偶者,子供,父母,孫,祖父母など受給できる範囲が広いのが特徴です。

受給するための要件は
  • 被保険者が死亡した時、または被保険者期間中の傷病がもとで初診の日から5年以内に死亡したとき(前々月までに加入すべき期間のうち2/3以上が保険料付済期間、または免除期間であること前々月までの一年間に未納がないこと)
  • 老齢厚生年金を受給中または受給資格期間を満たしたものが死亡したとき。
  • 生涯厚生年金1.2級を受けられるものが死亡した時

受給できる人は妻に年齢制限はなく夫、父、母、祖父母は55歳以上で受給は60歳から、子どもは18歳年度末まで障害等級1,2級の子、孫は20歳未満です。受給できる金額は夫の老齢厚生年金の3/4です。ですが加入月によって金額が変わるため加入したばかりの場合、年金額が少なくなってしまいます。加入月を25年(300月)として計算します。

中高齢寡婦加算

老齢厚生年金を受けている・受給資格期間を満たしている夫が亡くなった場合、妻に遺族厚生年金が支給されます。亡くなった際に妻が40歳以上であれば65歳になるまで遺族厚生年金に年額約60万円の「中高齢寡婦加算」を合わせてもらうことができます。なお妻が40歳未満であっても遺族基礎年金を受給できれば、子どもが18歳の年度末を迎えて遺族基礎年金が終了した時、妻が40歳以上になっていれば「中高齢寡婦加算」をうけとれます。

国民年金に加入していた場合の「寡婦年金」「死亡一時金」

故人が国民年金に加入していた場合18歳到達の年度の末日まで子どもがいなければ妻は遺族年金を受給できません。しかし国民年金保険料を25年以上納めて年金を受け取らず他界した際、婚姻期間が10年以上である場合は「寡婦年金」を60歳~65歳になるまでの間受給できます。また国民年金を36月以上納めて年金を受け取らずに亡くなった場合「死亡一時金」を受け取ることができます。