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遺品整理

家族が亡くなった際の必要な手続きと遺品整理

大切な家族がなくなった際は何をしたらいいか悩むものです。親族がなくなった際に必要な手続きや遺品整理の基本をまとめてみました。

死亡診断書の発行手続き

遺品整理で取り急ぎ必要な手続き

病院での死亡診断書の発行

発行者: 主治医または臨終に立ち会った医師
手続き: 特になし
内容: 死因や追加事項など、医学的事実が詳細に記載されます。

病院で亡くなった場合、速やかに死亡診断書が発行されます。

家庭での死亡時の手続き

かかりつけ医に依頼:
生前に病気で通院していた場合、医師の診察後、同日中に死亡診断書を発行してもらえます。
警察への報告:
持病・老衰以外での死亡の場合、24時間以内に報告が必要
発行される資料: 死体検案書(内容は死亡診断書とほぼ同じ)
家庭での死亡では、具体的な手続きが必要となり、発行には時間がかかることがあります。

家庭での死亡では、具体的な手続きが必要となり、発行には時間がかかることがあります。
死亡届の提出と埋火葬許可証の受け取り

死亡届の提出と埋火葬許可証の受け取り死亡診断書や死体検案書は、死亡届とセットになっています。多くの場合、用紙の左半分が死亡届、右半分が死亡診断書となっています。死亡届には故人の死亡地、本籍地、届出人の居住地などの重要な情報を記入し、捺印後、故人の死亡地または本籍地の市区町村役場に提出します。

注意点

  1. 亡届は死亡を知った日から7日以内に提出する必要があります。
  2. 死亡届は今後の手続きで再度必要になることがあるため、提出前に数枚コピーを取っておきましょう。
埋火葬許可証の受領
死亡届が受理された際に、「埋火葬許可証」が発行されます。この許可証は火葬の際に不可欠で、許可証がないと火葬は行えません。
四十九日までの重要な手続き

四十九日までの重要な手続き

四十九日までに行うべき手続きは多いです。さらに、各機関への手続きも必要です。これらの手続きは、家族が亡くなったことを確認してから最短で5〜14日以内に完了させなければなりません。それゆえ、それぞれの手続きにかかる時間と順序を正確に理解し、計画的に進めていくことが重要です。

年金受給者死亡届の提出
年金事務所または地域の国民年金課窓口へは、死亡から14日以内に届け出る必要があります。未払いの年金がある場合、この際に給付請求も同時に行ってください。ただし、国民年金の場合の日数であり、厚生年金では10日以内に届け出る必要があります。

介護保険資格喪失届の提出
地域の市町村役場に介護保険の資格喪失届を提出してください。この手続きも死亡から14日以内が期限です。

戸籍に関する手続き
住民票抹消届と、故人が世帯主であった場合の住民票世帯主変更届を、地域の戸籍・住民登録窓口で行ってください。これらの手続きも14日以内に行う必要があります。

葬儀費用の支払い
葬儀後、1週間~10日以内に葬儀費用の請求があります。支払い方法は現金や振込が一般的ですが、クレジットカードや葬儀ローンも利用可能です。

その他の速やかに行うべき手続き

  • 健康保険証
  • シルバーパス
  • 運転免許証の返却
  • 銀行口座の凍結
これらの手続きには特定の期限はありませんが、速やかに行うことをお勧めします。
遺品整理の最適な時期とは

遺品整理の最適な時期とは遺品整理を始める最適な時期は、故人の葬儀が終了し、遺族が精神的に安定した時期です。それは、遺品整理は感情的な負担が伴うため、精神的な安定が不可欠であるからです。また、遺品整理は時間と手間がかかる作業であるため、急ぐ必要はありません。しっかりと計画を立て、必要な情報を整えてから始めることが大切です。この計画を立てる段階でも、急ぐ必要はありません。葬儀後、すぐに遺品整理を始めると、感情的な状態が不安定なまま作業を進めることになり、余計なストレスや混乱を引き起こす可能性があります。

遺品整理の進行方法

遺品整理は、故人の私物を整理し、遺族の意向や故人の遺志に従って処分や配分を行うことが重要です。感情的な負担が伴うことも多いので、丁寧かつ計画的に進行することが大切です。遺品整理の進行方法について、具体的なステップと注意点を紹介します。

  • 物をカテゴリーに分ける:
    故人の物を種類に分けます(親族で分配するモノと処分するもの)
  • 価値のある物の査定:
    感情的な価値と実際の価値は違うこともあります。
  • 遺品をどのように処分するか決める:
    自分たちで遺品整理を行うか業者にお願いする。
遺品整理業者の選び方

遺品整理をスムーズに進行させるためには、適切な遺品整理業者の選定が不可欠です。しかし、業者選びは慎重に行うべきです。ここでは、業者の選び方と注意点、おすすめの遺品整理業者の紹介、業者への依頼時のポイントについて解説します。

遺品整理業者の選び方と注意点実績と経験

  • 実績と経験
  • 口コミと評判
  • 費用
  • サービス内容
・費用が異常に低い業者や、明確な情報提供を避ける業者は避けましょう。
・契約前に全ての条件やサービス内容を十分に確認し、文書で確認を取ることが重要です。